
紫外線には、肌の奥深くまで届いてシワやたるみの原因となるA波、肌の表面部分に近い細胞に日焼けや炎症を起こしてシミやソバカスの原因となるB波が含まれています。紫外線は1年中降り注いでいます。なかでも紫外線が強まるのは4月~9月。さらにA波のピークは5月頃、B波のピークは真夏の7~8月です。そのため、この時期は特に紫外線対策を強化することをお勧めします。ところで、室内にいても紫外線は肌を脅かしています。波長の長い紫外線A波は室内や車内にも届きますし、洗濯干しや窓ふきなどによるうっかり日焼けも意外に多いもの。若々しい肌を保つためには、屋内で過ごす日であっても軽い日焼け止めを習慣づけたいものです。
さらに、あまり知られていないことですが、紫外線は肌を乾燥させる要因にもなりえるのです。紫外線を浴びて肌が炎症をおこすと、肌は早くダメージを修復させようとしてターンオーバーを早めて未熟な角層細胞を生み出してしまいます。それによって、肌のなかでつくられる保湿成分が減少してしまうのです。
紫外線は、シミやシワのみならず乾燥の原因にもなり、肌にとってはあまり良い面がないということをご理解いただけましたでしょうか?夏の痕跡を肌に残さないためにも、まずは自分の生活スタイルに合う日焼け止めを探すことから始めてみませんか?
市販の日焼け止めには紫外線ブロック値を示すSPF値、PA値が表示されていますので、それをひとつの目安として、ご自分に合う日焼け止めを探してみましょう。紫外線ブロック値は高すぎると肌への負担も増す傾向にあります。生活シーンに合わせて使い分けてみましょう。
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SPF1=20分程度紫外線B波から肌を守る効果を表します。例えば、SPF20であれば、6時間程度の紫外線B波の防止効果があるということです。
- ◆日常的な通勤や外出:SPF20~30程度が目安
- ◆屋外でのレジャーなど:SPF40~50程度が目安
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- ◆日常的な通勤や外出:PA+~PA++
- ◆屋外でのレジャーなど:PA+++
外に出れば炎天下の高温多湿、一歩室内に入れば身体の芯まで冷えてしまいそうなエアコンのきいた空間。夏は室内外の差があまりに大きいため、一日に何度も変わる環境に肌機能がついていけません。その結果、エアコンに肌の水分を奪われるだけでなく、ターンオーバーの乱れにより肌が乾燥状態に。汗や皮脂で肌の表面はべたついているのに、肌の内側はかさかさに乾燥する、肌がくすむなど、夏特有の複雑な肌悩みに陥りがちです。これを改善するには、やはり保湿。夏はべたつくからとスキンケアを簡略化しがちですが、不足しがちな水分をたっぷりの化粧水で補い、クリームや乳液などで水分の蒸散を防ぎましょう。
また、“肌は内臓を映す鏡”と言われるように内臓の調子が良いと 肌の調子も良いものです。夏場はどうしても体力を消耗するため内臓も疲れ気味になるのが現実。肌も身体も睡眠時に細胞の生まれ変りが行われ、痛んだ部分を修復しようとする働きが行われますので、特に夏場はしっかり睡眠をとって休息をこころがけたいものです。

