パールを身に着けた回数が多い人ほど人は幸せ

女性は一生のうちに、一体何回パールを身に付けるのだろう。おそらく幸せな人生を送る人ほど、その数は多いはず。なぜならそれは、たくさんのセレモニーに臨んだ証であり、またたくさんの人と深い関わりを持ってきた証だからである。
そもそも生まれた時から幸せな女の子は、真珠に例えられ、そして溢れるような愛情が与えられる。

そして少女の頃、生まれて初めて身につけるアクセサリーがパールであったとすれば、それは例えば習い事の発表会、初めてドレスを着る時だったりするのだろう。

成人のお祝いに、母親から上質のパールを贈るのも、女性としての躾の総仕上げとも言えるのだろう。

やがて、人生最大のイベントであるかもしれない結婚に際しては、結納から始まって式が終わるまでの間ずっと、パールに清らかなオーラと静かなエネルギーを借りることになる。

かくして記念日やお祝い事など大切な場面のたびに、パールは私たちを助けてくれる。まさしく清らかなオーラと優しく静かなエネルギーに力をもらうという実感を新たにするのだ。

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人の痛みが分かる唯一の宝石

一方でパールは、言うまでもなく悲しみの席でも身に付けることを許された唯一の宝石なわけだが、じつはそこにも深い深い意味があった。その始まりは、英国のエリザベス女王が国葬で身に付けたことという説が有力。

人は涙を流すことで、ストレス物質を涙に溶け込ませて体外に放出するから、苦しみが癒されると言われるけれど、古代から珍重されてきたのも、パールにはそうした慈愛と労りのエネルギーが宿っていたからなのではないか。

人の痛みが分かる唯一の宝石だからこそ、「月の涙」と名付けられたと考えてみてもいい。

私自身、パールを身に付けていると、心が落ち着き、不安定な感情が癒されるような気持ちになるといつも感じていた。いわゆるパワーストーンの働きを解く辞書には、「パールは感情の波を穏やかにする力を持っている」と言うふうに記載されている。パールは化粧品になる前から、健康を司る薬としての役割がまずクローズアップされたように、心身を深く癒してくれる確かな力が備わっているのは紛れもない事実なのである。

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パール※1が持つ特別な力※2を与えられた化粧品

そうしたパール(※1)の特別な力がそっくり生かされているのが、化粧品ではないだろうか。とりわけ「月の涙」とも「月のしずく」とも呼ばれるパールが本来持っている潤いの力を、余すところなく引き出すことから「ムーンパール」とネーミングされたシリーズの保湿力には、まさに母なる貝に包まれるパールの懐に抱かれているような、大きな癒しを力を感じるのだ。お手入れのたびに、包み込まれ抱かれる自分をイメージして、思わず目を閉じてハンドプレスをしながら、その深い潤いに没入してしまう。パールは貝と海の共同制作であることを改めて思い知らされるほどなのだ。

特にこの「リカバーエッセンス」は、なじませたそばからそのままハリ、なめらかさになり、ふっくらとした手触りになっていく『美しさへのチューニング』が見事な美容液なのだ。ムーンパールのエイジングケア(※3)とは何なのか、一品でも教えてくれる象徴的な美容液と言っていいだろう。加えて知っておきたいのが水への強いこだわり。化粧品には多くの水が使われているのに、その『水の質』についてはあまり語られていないが、ミキモト コスメティックスは精製水よりもさらにさらに厳密に不純物を取り去って純度を高めた「超純水」を使っている。

誰もがイメージする真珠肌に加え、さらに水を感じる肌、それこそがムーンパールが目指す素肌美なのである。
パールは年齢を選ばない。生まれた時から100歳まで、あらゆる節目節目に人の人生に寄り添っていく。ムーンパールも同様に年齢を超え、生涯を通じて、あらゆる節目あらゆる瞬間に人を美しくする使命を持たされた化粧品なのである。

※1 真珠貝、アコヤ貝 ※2 保湿 ※3 年齢に応じたお手入れ

齋藤 薫さん

齋藤 薫さん

美容ジャーナリスト・エッセイスト

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。近著『美人だけが知っている100の秘密』(角川春樹事務所)他、『“一生美人”力人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。